CLIENT 株式会社アーチ電工

• クライアント様のご紹介・課題

  アーチ電工は、福岡で昭和35年に創業した高圧送電線建設工事を行っている会社です。工事の現場は九州一円にわたるため、九州各地を飛び回る出張生活が続きます。真夏の炎天下や凍てつく寒さの冬の日も、電気の安定供給という使命を担い、日々、現場へ向かう過酷な仕事です。採用売り手市場と呼ばれる中、高卒生を中心とする新卒採用に苦戦。また入社後の早期離職も課題になっていました。

• コンセプトやアイディア・アウトプット

  社員の方々に話を伺うと、入社直後から出張生活や高所作業の恐怖、体力的な辛さなど、さまざまな壁が訪れることがわかりました。一方で、壁の先には乗り越えた者にしか見ることのできない幸せな景色があり、ひとまわり大きくなった男たちの姿があります。アーチ電工で得られる男としての成長を中心に、ここで歩む人生にフォーカスすることで求職者へ魅力を伝えつつ入社後ギャップをなくし、社員にも仕事への誇りを再認識してもらうことを目的とした入社案内を制作しました。

• 効果・クライアント様のお声

  2019年度の採用活動から、入社案内の活用を開始。結果、「送電線工事というスケールの大きな仕事に惹かれた」「九州の人たちに貢献できる仕事がしたい」という動機での入社が増え、新卒・中途で4名が入社しました。また、掲載された電工の50年間の生き様に「格好良すぎる！」という声があがるなど、インナーでの大きな反響もありました。