株式会社パラドックス

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CATEGORYカスタマーブランディング 

CREATIVEロゴ/VI

TYPEスポーツ

AREA岩手県 

CLIENT釜石鵜住居復興スタジアム

釜石鵜住居復興スタジアム
キックオフイベント・スタジアムロゴ・ブランドブック制作

クライアント紹介・課題

2011年3月11日に発生した東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市が、ラグビーワールドカップ2019の開催都市に決まりました。スタジアムの建設地になったのは、震災による津波で流された小中学校の跡地。震災の悲しみを乗り越え、新しく建てられたこのスタジアムで初めて行われるイベントを成功させたいという願いがありました。

コンセプト・アウトプット

「それでも、希望を建てるんだ。」
どのようにしてこのスタジアムが建てられたのかではなく、震災があったという逆境の中でも”なぜ”この場所にワールドカップを招致して、”なぜ”スタジアムを建てようと思ったのかということをメッセージの中心にするべきだと考えました。スタジアムロゴ、ポスターやチラシ、当日の会場装飾(一部)や配布うちわ、グッズ(一部)、フラッグ、試合当日の新聞広告などの制作を担当。さらに、スタジアム紹介本としてだけではなく、ラグビーを愛する人たち、自分の故郷を愛する人たち、そして震災を風化させずに心に刻んで生きていきたい人たちの思いを詰め込んだ200ページを超えるブランドブックを制作しました。スタジアムに訪れた世界中の方々にこの思いをお伝えしたく、日英のバイリンガル併記にすることにしました。

効果・クライアント様のお声

こけら落としとなるイベント当日、スタジアムは超満員で大成功を収めることができました。試合前の地元の高校生によるスピーチは世界中でも賞賛されました。2019年のワールドカップ開催に向けて順調な滑り出しを実現することができました。