株式会社パラドックス

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真っ当に未来を考える。
事業拡大を見据え、らしさを再定義する
ブランディングプロジェクト。

CLIENT:イーバリュー株式会社さま

イーバリュー株式会社は、環境コンサルティング事業を軸に、さまざまな企業の課題解決をおこなっている企業です。近年では、e-ラーニングシステムを活用した社員教育事業や人材・採用支援事業、さらにはSDGsコンサルティング事業といったさまざまな領域にチャレンジするなど、さらなる事業領域の拡大をしています。

1背景

もともと、産業廃棄物処理業をメインに行っていた株式会社ミズノから独立したイーバリュー株式会社。以来、“環境”というドメインでコンサルティング事業をメインに行ってきました。しかし、クライアントのニーズに応えている中で、事業が“環境”という枠に収まらなくなっており、今後さらに事業ドメインを拡大しようという動きが生まれていました。そうした中でこれまで掲げてきた「お客様の環境価値が高まることにワクワクする」という言葉の枠では、これからの自分たちのミッションは収まらないのではないか。これからの未来をつくる上で、自分たちはどこを目指していくのか。そんな想いから、目指すべき未来を明確にするアイデンティティ策定プロジェクトが始まりました。

2アイデンティティ策定プロジェクト

プロジェクトは社長含む複数名のメンバーで実施しました。また会社の現状を知るため、若手社員からベテラン社員への取材を実施。さらにイーバリューがお客様にどんな価値を提供しているのかをあぶり出すため、長年お付き合いのあるクライアントへの取材も行いました。こうした取材やセッションを行っていく中で、自分たちを表す言葉として浮かび上がってきたのが「真っ当」という価値観でした。これまでの歴史をひもとくと、かつては3Kと呼ばれる業界で自社の利益や楽さといった単純な損得勘定ではなく、目の前のお客様の期待に真正面から応えてきたという事実がありました。さらに社会に目を向けると、まだまだ期待に応えられていない業界やビジネスがあります。そこに挑んでいくのがイーバリューの使命なのではないか。そうした自社の歴史と価値観、社会の要望をつなぎながら、自分たちのミッションとビジョンを策定していきました。

▲ミッション。お客様と真っ当に向き合い、期待に応えることで、業界の基準値を上げていく。これを多くの業界で実現していくことで、社会に大きなインパクトを与える。それこそがイーバリューが事業を拡大していく意義であるとして、ミッションワードを掲げました。

▲スローガン

3コーポレートサイト制作

理念は作ってからがスタート。明確にしたミッションやスローガンを社内外に広めるため、コーポレートサイトをリニューアルしました。通常の企業HPに加え、記事コンテンツを都度更新できるオウンドメディアを担うコンテンツを作成。価値観であるエシカル(=真っ当)を追求するためのメディア=エシカルメディア、としてさまざまな記事を展開しています。

▲エシカルメディア。エシカル(=真っ当)の価値と可能性を追求する記事コンテンツを展開しています。また記事の運用については、イーバリューの社内にてメディア運用チームが担当。月1回パラドックスとの定例MTGを行いつつ、取材・ライティングを社内で実践して運用しています。

4お客様の声(成果)

“真っ当”という価値観が言語化されたことで、社内の共通認識ができたと言います。「そのやり方は“真っ当”か」など、仕事の判断における一つの基準になっているそうです。またミッションワード・スローガンも同様に、「期待を超えていこう」「ニュースタンダードをつくろう」と、言葉ができたことにより視座を高め、社内の目線を合わせる機能を果たしています。