株式会社パラドックス

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CATEGORYコーポレートブランディング 

CREATIVE企業理念/CI

TYPEホテル・旅館業界

AREA東京都 

CLIENT株式会社Plan・Do・See

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株式会社Plan・Do・See|クレド策定

クライアント紹介・課題

何百年という歴史ある物件のリノベーションを数多く手がけ、圧倒的な空間をプロデュースしている株式会社Plan・Do・See様。1993年の創業から「日本のおもてなしを、世界中の人々へ」というミッションに向かい、加速度的に成長してきました。しかし2009年、かつてベンチャー企業だったPlan・Do・Seeの社員数や拠点数は大幅に増え、創業から大切にしてきた信念が現場のすみずみまで行き渡らなくなってしまい、行動や対応にばらつきが出てしまっているのではという不安がありました。さらなる成長のために、Plan・Do・Seeの原点にある思いをしっかりと言葉として掲げる「クレド・プロジェクト」をスタートすることになりました。

コンセプト・アウトプット

「クレド」を策定することが決定したものの、多くの企業ではその存在が忘れ去られてしまうことが懸念としてありました。そこで、Plan・Do・Seeの社員が愛着を持てる、「生きた言葉」をつくっていくために、経営陣がトップダウンでつくったものではなく、クレドをもっとも活用するであろう「中間マネジメント層」主体で、自分たちの抱えている課題からクレドを紡ぎだしていくプロセスを設計。この機会を利用して、現状の組織課題を洗い出して認識することで、日々のマネジメントにも活用いただけると考えました。このプロジェクトを通して策定したクレドは、「ESSENCE」と名付けました。また、プロジェクトの一環として、優れた社員の仕事ぶりを取材して共有していく「BRAVO!」という活動もスタート。年に1度冊子にまとめられ、社員の気持ちを高揚させるためのツールとしてご活用いただきました。

効果

「ESSENCE」の策定後、社員同士の会話や指導の場面でクレドの言葉が自然と用いられるようになり、その結果、一人ひとりの行動や意思決定の原点にその考え方が根付くようになりました。また、価値観の言語化を通して、社員の発信や行動がより明確になりました。Plan・Do・Seeはその後、さらなる目覚ましい成長を遂げられ、採用人気企業になるほか、「働きがいのある会社」ランキングに10年連続で上位ノミネートされ、殿堂入りを果たしました。