株式会社パラドックス

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CATEGORY採用ブランディング

CREATIVE採用ブランディングの制作物

TYPE人材派遣業界

AWARD日本BtoB広告賞 ポスターの部 銀賞

CLIENT株式会社ユース

採用・理念浸透ポスター「労働解をつくる。労働観をかえる。」

クライアント紹介・課題

ユースグループは、2005年に労働者派遣という人材ビジネスからスタートした企業です。【「はたらく」が、生きる希望となる世の中。】というGROUP VISIONの実現に向けて、現在では労働者派遣に加え、保育、介護、保険、製造、ウェルネスなど、多角的な事業展開で、「はたらく」の可能性を見出しています。本プロジェクトでは、GROUP VISIONの実現を加速させるため、企業理念の世界観を、中期経営計画や人事戦略へ落とし込むという目的で始まりました。

コンセプト・アウトプット

まず着手したのがVISION STORYの策定です。2022年の4月からおよそ6ヶ月間。名古屋本社に役員と役職者10名が集まって、「はたらく」と「ユース」の未来について、何度も膝を突き合わせながら語り合いました。そして完成したのが、同社が2050年までに実現したい世の中の姿を、未来小説として詳細に書きとめた「YOUTHFUL VISION FOR 2050 〜未来へのはたらき〜」です。本ポスターは、VISION STORYのリリースを盛り上げるキャンペーンの一つとして制作しました。また、理念に共感してくれる同志を採用するためのツールとしても活用しています。

制作で大切にしたポイントは、世の中の現在地点から語りかけていくこと。未来のことだからといって綺麗事を並べるのではなく、世の中に漂う負の就労観や、働く人が今抱えるリアルな悩み、葛藤から世界観を作り上げています。

“働きアリ”をモチーフにしたビジュアルは、世の中に漂う労働観を表現しています。
(以下、VISION BOOK本誌より引用)
「働きアリのような人生だ」と揶揄する人がいる。「働いたら負け」「社会の歯車」といった言葉が飛び交う現実がある。でも、本人たちは、生きがいを持ちながら、希望を見据えながら働いているかもしれない。こころの持ちよう、ただひとつ。労働観が変わるだけで、仕事の捉え方、人生の景色が変わってくると思う。本誌を読み終えた後、各エピソードの主人公である“働きアリ”たちの姿に、ほんの少し希望を見出してくれたら・・・。ユースは、そんなふうに世の中の目の色を変えていきたい。

反響・成果

『2024日本BtoB広告賞』では、ポスターの部で銀賞を受賞。ポスターを見た人からは、好評の声とともにSNSへ投稿するなどの反応も見られました。