株式会社パラドックス

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トピックス2017.05.26

ISETAN MEN’S×RAGTAG 夢のコラボが実現。

「パラドックスってどんな会社?」

ちがう会社の同期にこう聞かれると、
なかなかうまく説明できない自分がいました…
ということで!
パラドックスの仕事を知るために、
1年目の新人・岡崎が、
3年目の先輩・福森さんの仕事見学へ。

今日はRAGTAGさんと老舗百貨店である
伊勢丹さんのコラボイベントに行ってきました。
RAGTAGさんは、パラドックスが創業当時から
お仕事をさせていただいているお客様です。

ずっと生き続ける服、ってどんな服だろう?

イベントに行く前に、今回の「UNDEADSTOCK COLLECTION」というコンセプトについて軽く調べてみました。

▲ 今回のテーマである『UNDEADSTOCK COLLECTION』。シックなデザインが格好良いです。
▲ 今回のテーマである『UNDEADSTOCK COLLECTION』。シックなデザインが格好良いです。

なるほど。でも、ずっと生き続けていく服、ってどんな服だろう?
ぼんやりとそんな疑問を抱いたまま、イベントをやっているお店へ。
新宿三丁目駅で降り、ちょっと奥の道を歩くと……着きました!

▲おしゃれで洗練された雰囲気の店内。綺麗に服が並べられています。
▲おしゃれで洗練された雰囲気の店内。綺麗に服が並べられています。
▲ ヨーロッパの街並みのような。新宿の喧騒から一歩入っただけの場所とは思えません。
▲ ヨーロッパの街並みのような。新宿の喧騒から一歩入っただけの場所とは思えません。
▲ きちんとディスプレイされた洋服たち。1つ1つをじっくり見られるようになっています。
▲ きちんとディスプレイされた洋服たち。1つ1つをじっくり見られるようになっています。

今回は、普段の販売方法と異なり、9つのクリエイターズブランドに絞って展示・販売しているとのこと。この9つのブランドはRAGTAGさんが紹介する「これからのファッション業界を担う現代クリエイターたちのブランド」。なるほど。確固たるコンセプトのもと集められた流行に左右されない、「ずっと生き続ける服」ですね。

▲ 聞いたことに対して、すべて細かくお話をしてくださった販売員の佐々木さん。
▲ 聞いたことに対して、すべて細かくお話をしてくださった販売員の佐々木さん。
▲ 1つのラックに1ブランド。季節感も意識して選ばれた古着が並んでいます。
▲ 1つのラックに1ブランド。季節感も意識して選ばれた古着が並んでいます。
▲個人的にテンションが上がったのは、このタッチパネル。
▲個人的にテンションが上がったのは、このタッチパネル。

1つ1つの服に対して細やかな説明が載っているのですが、これはマニア心をくすぐられます…!

丁寧な説明を読んでいると、服は使い捨てではなく、想いがあって作られ、そしてそういう服はずっと人々の間でめぐりつづけるのだと気付かされます。これを見ていると全部欲しくなってしまう危ないツールです。

すごくいいですね!と絶賛していたら「今回はメンズだけなので、お客様からレディースもやって欲しい!という要望はいただくんですが、女性にも需要があるんですかね…?」と佐々木さん。

勿論、イエスです!いち女性ユーザーとして、今回のイベントのようにブランドを深く知りながら、古着を買うことのできる企画がとても面白いと思ったので、「2回目はレディース、もしくはユニセックスを是非!」とお願いしちゃいました。

▲ 「女性に向けた古着の企画も、これからぜひやっていきたいです」。と言ってくださった佐々木さん。
▲ 「女性に向けた古着の企画も、これからぜひやっていきたいです」。と言ってくださった佐々木さん。

2階はお買い取りコーナー。きちんとブースが分けられていて、RAGTAGさんのお買い取りへのこだわりを感じました。

▲ イベントスペースであろうと、手を抜かないプロ意識、素敵です。
▲ イベントスペースであろうと、手を抜かないプロ意識、素敵です。
▲ しっかりとバイヤーさんがお買い取りをしてくれます。自分が大事に着た服だと分かって、扱ってくれたら嬉しいだろうなあ。
▲ しっかりとバイヤーさんがお買い取りをしてくれます。自分が大事に着た服だと分かって、扱ってくれたら嬉しいだろうなあ。
▲ 「ISETAN MEN’S × RAGTAG」のロゴ入りペットボトル。お客様にお待ちいただく際の気配りまで徹底しているとは、なんて紳士的‥‥!
▲ 「ISETAN MEN’S × RAGTAG」のロゴ入りペットボトル。お客様にお待ちいただく際の気配りまで徹底しているとは、なんて紳士的‥‥!

RAGTAGなら大丈夫だ、って思っていただけるように。

お買い取りといえば…RAGTAGさんで「買う」ことはよくあるんですが「売った」ことはまだなくて。なので、お買い取りにおけるRAGTAGさんの志を聞いてみました。

▲ 急な質問にも、笑いながらしっかりお話してくださった金澤さん。
▲ 急な質問にも、笑いながらしっかりお話してくださった金澤さん。

「自分の持っているものを知らない人に売って、高く売れればいいって人も勿論いると思うんです。だけど、売るからには渡って行く先で大事に扱われて、ちゃんとした状態で次のお客さんに渡してくれるところで売りたいって思っている人もいて。そう考えた時に、うちって安心感があって、RAGTAGなら大丈夫だ、って思っていただいている方が多いのかなって思うんです」。

確かに、古着とは思えない丁寧な商品の説明に、整ったディスプレイ。「この商品はユーズドです」というタグを見ないと気付かないお客様もいるそうです。

洋服を大事に扱う心。RAGTAGさんの販売・お買い取りへのこだわりは、そういう気持ちから生まれたものだったんですね。

「やっぱり、自分が気に入ったものって大事だし、大事に使って欲しいじゃないですか。そうした時に、お客様が言われるのは、ラックにギチギチに服が詰まっているような雑な扱いをされるところには売りたくないっていうこと。RAGTAGは、商品が見やすいようにっていうのと、綺麗に見えるようにっていうのを、大事にしています。そこに重点を置いているリサイクルショップや古着屋ってあんまりないと思うんですよ。

同じ場所に数を増やした方が見てもらえるのも多いし、狭いスペースでもお見せできるじゃないですか。100点出せることを200点出せれば、そっちの方がコスパとしてもいいはずなんですけど、そこをあえて少なくしてやっている。それは、RAGTAGが大事にしてるところだと信じています」。

▲ おっしゃる通り、綺麗な配置です。この写真だけで、服への愛が伝わってきますよね。
▲ おっしゃる通り、綺麗な配置です。この写真だけで、服への愛が伝わってきますよね。

服を愛して売ってくれた人の気持ちと、

買ってくれる人とを繋ぐRAGTAGさん。

RAGTAGさんのお買い取りへの志。素直に格好いいなあ、と思いました。

先述したブランドの力も勿論ですが、こうしたRAGTAGさんの気持ちがあってこそ「時代が移り変わっても決して廃れず、ずっと生きつづけてゆく服」が生まれていくんですね。RAGTAGさんと伊勢丹さん。パッと見は異色のコラボに見えますが、根本はきっと同じで、どちらも服を愛する人を繋ぐ役割を果たす会社なのだろうな、と今回のコラボイベントを通して気づくことができました。

しかしそう考えると今回のコンセプト

▲改めて今回のコンセプトであるUNDEADSTOCK COLLECTION
▲改めて今回のコンセプトであるUNDEADSTOCK COLLECTION

このコンセプトには、RAGTAGさんの大事にしている志も、時代に左右されないブランドの良さも、企画の主旨も、すべて詰まっているんですね。

「さっき入店したお客さんもタイトルがすごくいいですね、って言ってました。聞いたことがなくてもすんなり入って来ますもんね」。と、お客様からもRAGTAGさんからも好評のこのコンセプト。初めて聞いても、何となくイメージが湧きやすく、耳に馴染みます。また、RAGTAGさんと伊勢丹さんのコラボというインパクトに負けない強さもあり。

さすがです、福森センパイ!

RAGTAGさんの志を理解して、新しい試みに繋いでいく福森さんのお仕事。しっかりと見て、聞いて、学んできました。

▲福森さんのお仕事について知ることができたので、私はちゃっかりポロシャツを購入。
▲福森さんのお仕事について知ることができたので、私はちゃっかりポロシャツを購入。
▲ 「めっちゃ可愛い!」と思わず言ってしまった店内装飾。RAGTAGさんの今回のコラボ企画に対する思い入れの強さを感じました。
▲ 「めっちゃ可愛い!」と思わず言ってしまった店内装飾。RAGTAGさんの今回のコラボ企画に対する思い入れの強さを感じました。
▲ 先輩のお仕事について知ることができて、服も買ってご満悦の岡崎です。
▲ 先輩のお仕事について知ることができて、服も買ってご満悦の岡崎です。

入社して2ヶ月。まだパラドックスのお仕事をうまく説明できず、自分の中にちゃんと落とし込むことができていませんでした。

でも、こうして直接パラドックスのお客様とお話をしたことで、パラドックスの仕事がどこから生まれて来るのか、そして何を生み出していくのかを知ることができ、自分の中の「こういう仕事をしてみたい!」というビジョンも広がった気がします。

RAGTAGさんの佐々木さん、金澤さん。お忙しいところ、お時間をいただきありがとうございました。貴重な体験をさせていただきました!

さてさて、次は誰のお仕事を見に行こうかな〜。

 

END-2017-05-26-FRI
(PDPR/広報室)