トピックス2020.04.24
リモート・インナーブランディング レポート – zoomで木鶏会を実施してみました –
パラドックスでは、インナーブランディングの一環として、人間性あふれる社内風土づくりに取り組んでいます。そのひとつとして行っているのが月に一度の木鶏会(もっけいかい)。一番強い闘鶏は、まるで木彫りのように動じない。という例えから名付けられています。人間学を学ぶ月刊誌「致知」を熟読し、グループに分かれて感想を共有しあいます。弊社のお客さまにも多数導入いただき、ご好評をいただいています。今回は、この木鶏会を初めてオンラインで実施した模様と感想を共有させていただきます。
木鶏会とは?
各界のリーダーが推薦し、人間力・仕事力が高まる記事が掲載されている月刊誌「致知」。木鶏会とは、この「致知」誌をみんなで読み、感想や気づきを共有する取り組みです。この木鶏会の一番のポイントが各人の発表を周囲のメンバーが聞き、発表者の長所をコメントし合う「美点凝視」。この美点凝視を行うことで、社内における承認文化を育み、相互の信頼関係を深めることを目的としています。
初の“オンライン木鶏会”開催
通常は社員が一堂に会し、対面形式で行っていますが、今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から初となるオンラインでの実施。今回はzoom上でコミュニケーションを図りながら、感想文を弊社開発の社内SNS「Visions」に投稿するという形式で行いました。
<オンライン木鶏会の流れ>
1. (事前準備)各自で推薦記事を読み、社内SNS「Visions」にて感想を記入し事前共有。
2. チーム(4~5名)に分かれ、zoom上で木鶏会スタート。
3. チーム内にて、メンバーが感想を共有。それを聞いた他のメンバーが、美点凝視(コメント)を行う。(メンバー全員が行います。)
4. 全メンバーが実施した段階で、最終的な自身の感想を「Visions」に投稿。
5.画面越しにハイタッチして終了!
オンラインならではのコミュニケーション
当初はオンライン上では難しいのでは?という懸念もありましたが、結果としては問題なく実施することができました。むしろ、それぞれが別の場所にいるため、普段一箇所で集まって行い際のように、発表者の声が、盛り上がった隣のチームの声に埋もれてしまう、などの不具合も解消され、コミュニケーションが円滑に進む場面もありました。また全国にいるメンバーの誰とでもグループになれるので、地域間の交流も深まりました。
事前共有による質の向上
通常は木鶏会が始まってから口頭でメンバーの感想文を聞くのに対し、今回はSNS上で事前に感想文が共有されていたため、すでにスタート時にはメンバー間での理解が深まっていました。その上で美点凝視を行ったため、メンバーに対するコメントも質の高いものに。中には「近年で一番の濃い学びの場になった」という方もいました。
結果として、オンライン木鶏会は無事成功。たとえ画面越しでも想いは伝わる=社内文化を醸成できることを体感することができました。