TMI総合法律事務所｜採用サイト

クライアント紹介・課題

1990年に設立以来、国内外に16オフィスを展開し、現在1000名を超える所員が所属するTMI総合法律事務所様（以下、同所）。コロナ禍において学生との接点が大幅に減少するなか、同所のカルチャーや最大の魅力である「人」を伝え切ることができるかどうかという懸念がありました。同所にフィットする人材だけでなく、これから新しい時代をつくる人にもメッセージを届けるため、採用サイトのリニューアルを行いました。

コンセプト・アウトプット

制作のコンセプトは「弁護士という職業そのものの意義や誇りを伝える採用サイト」。単なる他事務所との比較ではなく、社会やクライアントのニーズを汲み取った結果、数々の「業界初」を実現してきた事実を候補者に誠実に伝えていくサイトを目指しました。その裏付けとなる情報を収集していくにあたり「強み」や「らしさ」を抽出するディスカッションを開催。現場で活躍する様々な世代の15名の弁護士、10名のスタッフが合計9時間に及ぶ議論をしました。

その結果を踏まえて生まれた採用スローガンが「攻めよう。護るため。」です。弁護士になることが目的ではなく、弁護士という仕事を通して何を成し遂げたいのかを問いかけるコンセプトにしました。このコンセプトの世界観としてメインビジュアルには、冒険家・石川直樹氏が撮影したエベレストの写真を使用し、同所の道なき道を攻めていく姿勢を表現。またホームページのコンテンツでは、所員インタビューを通して一人ひとりがどのように弁護士としてのキャリアを切り拓いてきたかをドキュメンタリーとして展開。また、教育制度、福利厚生、風土の記事もすべて「人」の言葉で紡いだことも特徴です。同所が長年大切にしてきた「人を通した魅力」の発信を採用サイトでも表現しました。

成果・お客様の声

2022年1月にオープンしたばかりで成果はこれからなのですが、一つ、早々に効果を実感していることがあります。法律事務所は内定後、入所までに司法修習で２年間のブランクが空いてしまう特殊な業界です。そのような修習期間中の学生（内定者）に対しても、なぜ弁護士になるのか、なぜこの事務所で働くのかということをホームページを通して再確認してもらうことができており、とても心強いです。内定者からも「将来の仕事に思いを馳せ、ますます期待に胸を膨らませています」という言葉をもらっています。