お仕事体験カードゲーム「PLAY BEE!!」&ご案内リーフレット

クライアント紹介・課題

1976年の新大阪歯科技工士学院の開校を皮切りに、産業界に即戦力人材を送り出す「職業人教育」を続けてきた同学校法人。これまでに500職種・26万人以上の卒業生を輩出し、日本の専門学校教育を牽引してきました。

社会的な意義は大きい一方で、「学校で働く」「学校を運営する」という仕事の実態が一般には伝わりづらく、通常の教員との差別化や、やりがいが十分に届けられていない状況に。特に採用面では、求職者との初期接点で仕事内容の魅力や展望が伝わらず、母集団の量・質の両面で課題を抱えていました。

コンセプト・アウトプット

「職業人教育」の醍醐味は、未来の社会の変化を見据え、その時代に求められる新たな仕事を想像し、最先端の教育を創造していくこと。そこで、『滋慶学園の仕事は、社会の未来をつくることである、を伝え、 「職業人」そのものへの憧れを醸成する』というテーマを掲げ、“教育づくりの面白さ”を言葉ではなく体験として届けられる、求職者向けのオリジナルカードゲーム「PLAY BEE!!」を開発。「はたらく力を、ソウゾウしよう。」のタグラインとともに、ゲームの世界観をわかりやすく伝えるご案内リーフレットも制作しました。

反響・成果

採用面では、高学歴層の求職者に対する初期接点での関心獲得に加え、教育志向層にとどまらず、事業開発や推進に関心を持つ人々へのアプローチも可能に。さらに社内では、若手職員への研修ツールとしての展開や、採用領域を超えた滋慶学園の世界観を伝えるブランド資産としての役割も担える可能性が模索されています。何より、世界観が明確になったことで、採用活動全体を貫く共通のストーリーが生まれた点が大きな成果となりました。